NTTコミュニケーションズインタビュー その7 | CPP資格取得後、何が変わったか

NTTコミュニケーションズ株式会社
小原 琢彦さん(プロキュアメント部 企画部門/第一調達部門 部門長)、
大島 貴史さん(プロキュアメント部 第三調達部門 第二チーム 担当課長)、
岩崎 宏海さん(プロキュアメント部 第二調達部門 第一チーム 主査)、
笠川 由紀さん(プロキュアメント部 第二調達部門 第三チーム)、
事務局:柴田 真紀さん(プロキュアメント部 企画部門 第一チーム)にお話しを伺いました。
(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

聞き手:一般社団法人日本能率協会 経営人材センター ものづくりグループ 森宮千尋

CPP資格取得後、何が変わったか

森宮
合格されてからの2年を振り返って、受験したことによって生じた変化はありましたか。

岩崎
私自身は、実は10年近く調達業務に携わっていて、ここ6年ぐらいは海外、グローバルの方を担当しています。経験で大体「こんなことかな」と思っていたことを、受験することで知識として体系化するという意味と、同時に今までの業務経験の中でいろいろ試行したり議論しながら行っていたことが間違っていなかったことを確認する、それらの二つの要素があったと思います。 

CPP・B級に合格した、わりとほやほやのとき、ここにいる同じくCPPホルダーの大島さんは当時サプライヤーマネジメント担当の課長でした。その時、サプライヤーマネジメントポリシーという海外に通用する指針を作成しましょうと彼に提案して、一緒に作成したのです。
そのときにCPPで学んだサプライヤーの体系的な考え方も参照しました。そういう意味では、資格を取って以降得た知識やスキルを実際の業務の中で活かすことができたのではないかと思っています。 

森宮
サプライヤーマネジメントポリシーというのは、岩崎さんと大島さんとご一緒に策定されたということですけれども、具体的にはどのようなものなのか教えてください。

大島
競争環境にある領域とない領域とか、調達ボリュームが大きいとか小さいとか、そのようなマッピングのようなものが、CPPのコンテンツにありました。
われわれの取引先管理は、さきほど申しあげたとおり製品やジャンルごとに攻め方が違うことが分かったので、そのジャンルごとに攻め方を体系立てることができました。 

自分たちでも何となくもやもやってあったのを、ちゃんとドキュメントとしてマニュアルに落として、自分たちのポリシーも確立し、それを海外の現地法人にも「こういう考え方でサプライヤーマネジメントというものはあるべきだ」という説明もしました。実際に評価シートも作成し、PDCAを回すことをやり始めたので、これがいいきっかけとなって、業務の改善にもつながったと思っています。 

森宮
CPP資格取得を経て、組織としての土壌といいますか準備が整って、体系づくりに着手されたということですね。とてもいいお話を伺いました。
大島さんは、A級にもチャレンジされて見事合格されています。B級とA級の違いについてどう思われますか。

大島
B級はセミナーのテキストと教科書を広く薄く、全体的に網羅されており、専門用語の理解や知識を深める感じでしたが、A級はより実践的な判断や考え方が求められるものでした。A級の試験対策のセミナーを直前に受講させていただいて、その内容を参考にしながら、自分が普段判断しているポイントとの整合性を確認しながら、A級の試験には臨みました。

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