古河電気工業インタビューその4|CPPを受けて役にたったことは?

CPPホルダーの古河電気工業 近藤喬洋さん(財務・調達本部 資材部 調達戦略グループ 主任)を訪問しました。
日本能率協会の安部武一郎がインタビューします。(以下敬称略)

CPPを受けて役にたったことは?

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(安部)
それらの近藤さんの思考や考え方に、CPPの考え方は役立っていますでしょうか?

(近藤)
役にたっていると思います。

知識って、2種類あると思うのです。即効性のある知識と、いつ使うかわからないけれど身につけておかなければならない知識ですね。

CPPを通じて一生懸命習得し、いまになっても役にたっているのは、後者の知識だと思います。
引き出しが増えるのですね。

企画部門にいると咄嗟に、知っていなくてはいけないことがでてきたりします。
例えば、新聞に「○○会社が、調達先を5000社から2000社にした」という記事がでて、上層部が「うちはどうだ?」と確認したとします。

その時に、「取引先の数はこういう考え方で、維持すべきです/減らすべきです」とか、「それが手法になっちゃいけません、カテゴリーで適切な数があるかもしれません」と応えるわけです。

それから「うちの教育はどうだ?これからどうする?」と言われた時も、自分達の話をするだけでなく、他社の事例も消化・理解して「他社はこうしています。それは調達機能のこういう発想があるからでしょう。」と言えるわけです。

また、コンサルタントの方等と話をする時の、素地にもなっていますね。

そういう意味で、企画部門になる人こそ、受けておいたほうが、調達業界の共通言語としての意味があると思います。

また、名刺にCPPをいれておくと、他社の調達の方と、CPPの話題になることも少なくないですよ。
「うちも受けようか迷っているんですよ」という話になったとき、教科書の内容をコンパクトにまとめて説明をすると、試しに受けてみようかとおっしゃって、実際に受けた方もいらっしゃいます。

そういったところで、アドバイスを求められコミュニケーションの役にも立っていることも多いですね。

(安部)
本日はありがとうございました。

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