中村屋インタビューその2|CPP資格制度を選択した3つの理由とは?

CPPホルダーの中村屋 熊谷章さん(購買部 原材料グループ 係長)を訪問しました。
(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

CPP資格制度を選択した3つの理由とは?

002
ーー何をきっかけにCPP資格を知ることになりましたか?

(熊谷)
企画担当のときに部内のOFFJTを何か1つ考えるという業務改善テーマがありました。

ポイントとして考えたのは、資格として形になるもの、そして業務に対する網羅性です。

いろいろな資格を比較検討したのですが、このCPP資格制度が一番網羅的でいろいろな課題に対応できると思いました。

また、海外調達もテーマにはありましたが、当面の職場は日本だと考えておりました。

購買部原材料グループとして買っている物は食べられる物で、部内の別のグループでは製品で使っている食べられない物、例えば箱や包み紙なども調達しています。

それら調達カテゴリーの異なるメンバー全員の共通性を考慮すると、CPP資格制度がベストだという判断をしました。

それから、資格取得のためにあまり時間的に拘束されないほうが望ましいと考えました。

毎月決まった日にセミナーにでなければならないなどの条件がある資格は適していないと考えました。

そういうわけで、資格として形に残って、業務に汎用性があって、かつ取得までの必須のステップが少ないことの3つの理由で選びました。

CPP資格制度ありきではなく、資格を積極的に探して、他の資格もちろん調査していたのですが、比較検討した中ではCPP資格制度がベストだという結論で現在にいたっています。

CPP資格制度の社内展開の方法とは?

ーーCPP資格制度をどのようなやり方で社内展開されているのでしょうか?

(熊谷)
CPP資格試験の受験費用は、試験1回までは、会社の予算で、仮にそこで上手くいかなかったら次からは自費という形になります。

また、試験対策セミナーも本人が希望すれば参加できます。

当該年度の対象者の人数は決まっていて、「今年は誰と誰だ」という指名制になります。

2011年ぐらいから取り組み始めているので、部内では5人程資格取得者がいます。

ーーどのように選抜されるのでしょう?

(熊谷)
職位が上の方から、また、おおむね年齢が高い方から資格取得をしています。

ーーCPP資格保持者であることはどのようにアピールされるのですか?

(熊谷)
会社によっては、名刺にCPP資格保持者であることを記載することがあると聞きますが、中村屋全体としては、他の資格も含めてしていません。

広報に依頼すれば社内報には載ると思います。

ーー職位が上の方から資格取得をしているのはなぜですか?

(熊谷)
率先垂範です。

当時の部長が最初に取得したので、後に続くメンバーは皆、当然のように受験しました。

先に立つ方が合格すると、メンバーも頑張ろうという気になるのという面は確かにあります。

役職上位者から合格していくと後から受ける者のモチベーションには、なると思います。

ーー新しい形態での学習をすることに抵抗はなかったでしょうか?

(熊谷)
努力している姿をみせない人間が多いので、どこまで努力しているのかはわかりにくいのですが、スタディーガイドのボリュームは結構なものなので見えないところで大変な努力をしていると思います。

〜2/5 page〜

調達プロフェッショナルスタディーガイド 詳しくはこちら
CPE 生産技術者マネジメント資格 CPF 第一線監督者マネジメント資格 ものづくりのためのJMAオンラインセミナー JMA GENBA Management Conference & Award 第一線監督者の集い GOOD FACTORY賞 受賞記念講演会 JMI生産・開発マネジメントコース ものづくり総合大会 生産革新プロフェッショナルコース ものづくり人材育成ソリューション JMA海外体験型研修プログラムJ-EXCEED
ページトップへ戻る
Translate »