カゴメインタビューその2| 用語の定義の大切さとは?

乾いた雑巾を絞ろうとするよりも、見方を変えてみたら他にも有効な方法がある、というところに、気づかされました。

CPPホルダーのカゴメ 片山喜晴さん(生産調達本部 調達部 購買グループ 主任)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

用語の定義の大切さとは?

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そうしますと、CPP導入の最初の目的は、業務の標準化ということになりますでしょうか?

片山
標準化だけなく、教育をある一定レベルにすることで、力量評価が、できるようになることがメリットだと思います。

例えば、原価低減活動の切り口として、CPPのテキストの中で買い方、作り方等の切り口が書かれていると思います。

そのような切り口を、課題ごとに分類して、あとで分析したり評価検証したりしますが、その際にCPPの用語とか考え方が、とても役に立ちます。

もともと原価低減活動はやっていましたけれど、CPP特有の捉え方があると思いますね。例えば、この場合は、攻めていく買い方がいいとか、作り方を工夫していくといいといったことですね。

担当によって得意なやり方、手法があると思いますが、CPPを通じて自分が不得意な手法や気づかなかった手法を少し俯瞰してみると、今までとは違った切り口でみられるようになると感じました。

CPPの切り口を原価低減課題一覧表の中で追加して、我々で管理をしています。
乾いた雑巾を絞ろうとするよりも、見方を変えてみたら他にも有効な方法がある、というところに、気づかされました。

これからも、なるべく視覚化していこうと考えています。

資格を持っているからできるということではなくて、CPPのスキルやCPPの考え方の活用というところを、マネージャーとともに作り上げているところです。

私自身、購買グループの標準化担当です。
調達部の標準化による原価低減の事務局をやっているのですが、個々にバラバラにやっていても効果的でないので、私が窓口、旗振りになって、とりまとめをしています。その中で、CPPを意識してやっています。

ーー
共通言語として活用されているのですね?

片山
そうです。標準化を進める時に、用語の定義は絶対必要だと思うのです。
例えばマニュアル、引継書、手順書、標準書など、本来は使う人によって言い方はバラバラです。

こうした状態を、工場で使っている標準作業書や標準業務フローなどのように、言葉を共通化していこうとすると、最初の用語の定義はとても重要だと思います。

期間もしっかり決めて、用語を定義していくことが、癖になりつつあります。

CPPではCR(コストリダクション)と表現されていますが、我々はコストダウンと言っていました。
CPPを勉強していた頃、「CPPにおいてはCRですよ」と言われて、最初は何をいっているのかわかりませんでした。笑

今は笑い話になっていますが、確かに、人によって言い方が違うのが通常だと思います。用語の定義ってとても大事なことなのだと思います。

例えば生産系だとロットといいますが、ロットっていろんな捉え方があるのです。

内容物のある1つのバッチで作ったバッチサイズをロットというのか、その製造日のものをロットというのか、どこで区切るのか定義付けを間違えるといろいろと勘違いされると思うのです。

例えば開発部署や調達部署から、ロット教えてくださいと連絡が来たときに、サプライチェーンを見ている人は箱数で考え、製造日をロットとして考えるかもしれません。

工場での調合を行いジュースを作る人は、1バッチで何リットル作っているかをロットとして考えるでしょう。

充填側の人は、1時間ごとに検査をするのであれば、その1時間をロットとみるかもしれないですよね。笑

お客様に我々の品質保証体制を説明するときに、我々は全ロット分析していますという言葉の定義付けをしていないと、もしかしたら誤った使い方をしてしまうかもしれません。

お客様に万が一にも不安を与えてしまわないように、言葉の定義は注意深く考えた方が良いと思っています。

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