エアウォーターインタビューその3| 第3者認定のメリットとは?

CPPの内容は、アイテムを置きかえるだけで、状況分析する時にそのまま使えてしまったりだとか、いろんな使い方ができると思います。

CPPホルダーのエアウォーター 岡豊さん(購買部 購買グループ 係長)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

第3者認定のメリットとは?

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調達部として、CPP資格取得を部員育成方針にされた背景はどんなことだったのでしょうか?


マネジメントガイドにも記述がありますが、「業績に貢献するために、調達に係わるあらゆるプロセスに対して公平・公正・透明な姿勢で望む」必要性が理解されていて、単なる「購買担当者」ではなく企画部門としての調達部としての考え方を部内で共有化するためです。

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会社の方針としても取得を奨励するなどされているのですか?


そうです。会社の資格取得制度にも明確に位置づけられています。

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CPP資格を取得されている方は、何人ぐらいいらっしゃるのですか?


今の調達部内だけでも12名中9名がCPPを取得しています。他部署に異動したメンバーも数名取得しています。

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メンバーのみなさんの能力開発という観点ではいかがでしょうか?


はい。メンバーそれぞれが、調達のあるべき姿に向けて企画・戦略に向けて役立てるべく、日々の担当業務を俯瞰して捉えるためにCPP取得を活用することで各自の能力開発に繋がっていくと思います。

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スタディーガイドは4冊ありますが、バイブルのように使っているのはどんなところですか?


マネジメントガイドは調達部の役割を見失わないように実務において悩んだときに常に振り返ってみています。

知識ガイド1・2は、実際の事象に対して「こんなときには確かあの知識が・・・だけど、どこかに書いてあったか・・」と探して使います。実務に感じる課題の解決に役立つ知識を探す使い方なので、目次の検索のところが、もう少し探しやすくならないかなと思いました。

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CPPのスタディーガイドは、直接材の購買が意識されている内容ですが、違和感は無かったですか?


違和感は無かったです。

完成品やサービスなどの間接材系のアイテムは、「目的にあった最適な機能を買う」ということになります。

それらを買うとき、その価格が本当に適切かどうかは、物を作るコストやその仕組みをわかってなければ判断ができないと思っています。

提示された見積を見て、総額査定ではなく、その構成の分解に勤めることで購買査定を実践しています。

CPPの内容は、アイテムを置きかえるだけで状況分析にそのまま使えてしまったり、いろんなシーンで使えると思います。

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間接材であろうが、直接材であろうが役に立つということでしょうか?


そうです。

物やサービスを買う時、会計上の扱いで、直接材または間接材というくくりにするのであって、「調達する」という行為には何の違いもないと思っています。

調達部では共通材を間接材、部門特有の商材を直接材と定義しています。

それぞれの商材にあった調達方法を選択、または組み合わせて活用しています。

最適調達によって調達の使命を果たすことで、良い製品を安く提供できることになるでしょうし、販売に関わる諸活動にかかってくる間接費用も必要最小限のコストで済むはずなので、すべてに活用できると思っています。

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