キヤノンマーケティングジャパン・男乕氏 インタビューその2|CPPを知ったきっかけは?

キヤノンマーケティングジャパンの男乕智さん(調達本部 調達部 調達第二課 課長)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

CPPを知ったきっかけは?

勝田
男乕さんはCPPを取得されましたが、資格所得に取り組む前、調達担当としてどんな課題や問題を抱えていましたか。

男乕
2010年に営業部門から調達本部へ異動しました。

初めは貿易業務課という部署で、輸出入の手続きと海外取引先からの仕入業務を行なっていましたが、2015年に現在の調達2課へ異動となりました。

当時、海外調達と国内調達では大きな違いがあることに戸惑いました。
海外業務と国内業務に差異があることは当然の話ではありますが、そもそも、調達業務の基本(領域や役割とは何か?) といった知識全般が足りていないことを感じていました。

勝田
CPPはどういうきっかけで知ることになりましたか。

男乕
現所属へ異動したタイミングにおいて、幸いなことに調達本部がメンバーのスキル向上に向けた取り組みを開始していました。

「CPPを全面的に採り入れていこう」という方針が掲げられ、受験するきっかけをいただきました。

勝田
実際に勉強を始めるに当たって、まず何から手をつけられましたか。

男乕
調達に関する書籍は決してポピュラーではありませんので、4冊セットになっていた「調達プロフェッショナル スタディーガイド」を必死になって読み込みました。

勝田
読み込み以外に何か取り組まれた勉強などはありましたか。

男乕
読んでいると、それまで知らなかった単語が当然出てきます。

先ずは意味を理解し、実際の業務の中で使える単語だということが分かったら、積極的に言葉にし、意識して取り組むようにしました。

そうすると、ただ単に本を読み込む以上に自分の身になって覚えられることを実感しました。

勉強時間は限られていましたが、並行してそのような取り組みを続けました。

勝田
学習したことや覚えたことをすぐ現場で意識しながら実践したわけですね。

男乕
そうです。

勝田
男乕さんの部下の方もたくさんいらっしゃると思いますが、そういう勉強中の取り組みをしていることは気づいていましたか。

男乕
ある時点から気づいていたのではないかと思っています。
お恥ずかしながら、最初の試験に私は落ちました。

準備期間が数カ月あったのですが、合格出来ませんでした。

それで尻に火がついて、残りの半年間はそういう言葉を意識的に投げかけるようにしていました。
その頃から、課員たちも少しは気づいていたのではないかと思います。

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