関西電力・白仁田氏・尾崎氏 インタビューその2|交渉に有利なCPP資格とは?

関西電力の白仁田康博さん(調達本部 調達改革推進グループ マネジャー)、尾崎雄一さん(調達本部 調達改革推進グループ)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

交渉に有利なCPP資格とは?

勝田
わかりました。

お2人がCPPに出会ったきっかけは、どんなものだったのでしょうか。

白仁田
私の場合は、前職で研修を扱っていて、能率協会さんとおつき合いさせていただいているので、いろいろパンフレットなどを送っていただく機会があります。

その中のCPPのパンフレットを見ていいなあと思い、勉強しようかと思っていたところ、同僚が何名か、1月に先行して資格を取ったのです。

それで、負けていられないということで、4月ぐらいから一気にグッと気持ちが盛り上がって取得したという感じですね。

勝田
尾崎さんはいかがですか。

尾崎
私はその合格した者と前のチームが一緒で、先輩後輩の関係でしたので、彼が1月に受験してよかったと聞いて、じゃあ私もという感じで取りました。

費用の面で少し迷っていたのですけれど、先輩が受けてみて、実際に業務に活きるということでしたので、受験を決意しました。

勝田
CPPを受験しようと思った時期は、CPP友の会の活動がもう始まっていた時期ですか。

尾崎
いえ、そのタイミングで立ち上げました。先行して合格した2人が受験したあとに、これはもっと部門内で拡大するべき、ということになり、白仁田以下でCPP友の会を立ち上げました。

白仁田
3月ぐらいから、そういう動きがあって、4月の8日にキックオフをしました。

その日に懇親会もしたのですけれど、実際に友の会のメンバーの中で、受験をしたのは半分ぐらいで、残りの半分は参加しましたが、そこまで積極的ではなかったですね。

特に積極的にやっていたのは、ものを買う仕事をしているメンバーです。

そちらは設備の関係もあって、メーカーさんとのお付き合いのときも、自分が知っていると交渉も有利に働くなどといったこともあるので、割と真剣にやってくれました。

CPPのテキストは、よく体系立てて整理されていますから、勉強すると通じるものがたくさんあると思うのですけれど、工事契約のグループのほうは、興味があってもあまり自分たちと密接な絡みがないために、どうしてもそれほど熱心にはできないのですね。

すぐに効果が出るとは言えないかもしれませんが、考え方としてはものを買うのも、工事をするのも、リードタイムがあったり、いろいろな条件を加味してやったりするというところは変わりません。

多くのサプライヤーさんがいて、弊社に対する依存度があり、土木建築工事ですと、広く一般的に公共工事とかやられていますし、流通のほうは電力固有なのですが、大手さんは他電力さんも回られていますけれど、電力会社のほとんどがお付き合いのある会社ですし、形態もいろいろ違います。

CPPのテキストを読んでもらえると、そういうものも理解した上で、どう接していくかの参考になると思います。

来年の1月の受験に向けては、工事系も手をあげてくれていますので、さらなる底上げになるかと思います。

尾崎
設備産業の購買などは、章立てて作っていただいているのですけれど、その中に土木建築、請負の購買などの章があれば、よりみなさん興味を持たれるのかと思います。

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