NTTコミュニケーションズインタビュー その1 | 出発点は「調達部門の更なる成長」への挑戦

NTTコミュニケーションズ株式会社
小原 琢彦さん(プロキュアメント部 企画部門/第一調達部門 部門長)、
大島 貴史さん(プロキュアメント部 第三調達部門 第二チーム 担当課長)、
岩崎 宏海さん(プロキュアメント部 第二調達部門 第一チーム 主査)、
笠川 由紀さん(プロキュアメント部 第二調達部門 第三チーム)、
事務局:柴田 真紀さん(プロキュアメント部 企画部門 第一チーム)にお話しを伺いました。
(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

聞き手:一般社団法人日本能率協会 経営人材センター ものづくりグループ 森宮千尋

出発点は「調達部門の更なる成長」への挑戦

森宮
本日はNTTコミュニケーションズ株式会社、プロキュアメント部の皆さま4名にお集まりいただいております。
皆さまは、全員CPPを受験し、合格もされています。
本日は組織としてのお考えや資格導入の具体的な内容、また個々の受験へのお取り組みなどを伺いたいと思います。
まずは、企画部門/第一調達部門 部門長でいらっしゃいます小原さんにお話しを伺います。

小原さんがこのCPP資格の取り組みの推進者であると伺っております。
社内での推進者であるというお立場で、そもそもCPP資格導入を検討する前の段階で、貴社および部門の状況や課題を、どのようにお持ちだったのでしょうか。

小原
私が調達部門に着任したのが2015年の7月でした。
前職は法務監査部におりまして、調達部門は初めてだったのですけれども、着任してみての第一印象は、業務の幅が非常に幅広いということでした。
また、業務に就いてみると、幅広いだけでなく、一つ一つの業務の奥が深いということが、よく分かりました。

森宮
幅広いということですけれども、具体的には、どのようなことでしょうか。

小原
まず取り扱う商材です。
お客様へのサービス提供に必要な物品の調達を中心に、業務委託契約などの役務調達、あるいは人材派遣契約ですとか、直接材・間接材に関わらず、取り扱う商材の幅広さが挙げられます。
また、関連システムやプロセスのマネジメント、海外調達、契約や決算につながる支払業務なども含めて、非常に多岐にわたるミッションを担っている部門です。

森宮
小原さんは法務監査部からご異動されてということですけども、今伺ったような多岐にわたる業務を司る部門で、マネジメントの立場にいらっしゃいます。
就任時に、課題といいますか、何らかの問題意識を持たれたと思いますが、その辺りはいかがでしたか。

小原
まずは、先ほど申しあげたように、調達部門の業務が非常に多岐に渡っていますので、社員の成長にとっては様々な成長機会がある職場だと思いました。その一方で、広範な業務であるがゆえに、自分たちが所掌している仕事の全体像や機能的なつながりが見えにくくなったり、あるいは、過去からの慣習的な業務に固執したりと、全体の方向感や全体最適を見失うようなリスクもあるのではないかと思いました。

そのような時に、日本能率協会が同じビル(住友商事竹橋ビル)にオフィスを構えている(注:2017年12月まで)ということがわかり、その経緯でCPP資格についても知りました。

弊社では、社員の専門性を高める人材育成の取り組みとして、『プロフェッショナル人材育成』というプログラムがありますので、その取り組みと連動させて、社員一人ひとりはもちろん、調達部門としても、そのようなリスクに陥ることなく、更なる成長を遂げるためのツールとして、CPPという資格が非常に有効なのではないかなと考えたのです。

森宮
ご縁があって、今竹橋で、同じビル内でお仕事をさせていただいていますね。

小原
ご縁がなければ、今日のこのような場もないんじゃないかなと思います(笑)。
私ども調達部門の場合ですと、CPPを『プロフェッショナル人材育成』プログラムの社外資格の一つとしています。ちょうどそれらの検討の時期に、同じビルにいる日本能率協会が運営する認定資格としてCPPの存在を知りましたので、本当にタイミングがよく、まさにご縁だと思っています。

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