中部電力インタビューその4|リーダー率先の理由とは?

中部電力株式会社
鈴木様・吉添様・松田様・黒川様・山本様の5名にお話を伺いました。
聞き手は日本能率協会事務局の勝田です。(以下敬称略)

リーダー率先の理由とは?

勝田
それでは、松田さんはいかがでしょうか。
CPPについて初めて知ったときの印象を振り返ってみてください。

松田
私は再生可能エネルギーカンパニーに所属しておりますが、調達は私を含めて10人で行っています。
その中でだれか1人が受験するという話が持ち上がりました。
私は入社直後に少し営業にいましたが、それ以降はずっと調達を担当しており、調達歴が30年ちょっとになります。
ガイドなどを少しめくってみたところ、いろいろと新しい手法が学べることが分かりました。
リーダーをやっていることもあり、率先して自ら挑戦することにしました。
まず、自分が実践したうえで、みんなに「こういうところがいい」、「こういうことをやると勉強になる」と伝えたいと思ったのです。

勝田
各社でインタビューしていますと、社内のリーダー、特に課長や部長クラスの方が率先して受けると社内に浸透することが多いようです。
必勝パターンの典型ですね。
吉添さんはどうでしょうか。

吉添
私は調達部門に8年ほどいるのですが、この話を聞いたときまで自分のスキルを測る物差しが存在しませんでした。
自分がどのくらい調達について知っているのか、実感を持つことができなかったのです。
そこへ調達のスキルを測る資格があることを知り、新鮮で興味を感じました。
私は今、販売カンパニーに所属し、4人で調達業務を担当しており、工事、購買、委託、支払いや総括的業務のすべてを受け持っています。
その中で委託の比率が8割か9割を占めています。
このテキストに記載されているメーカーの話などはなじみがありませんでしたが、世の中の調達部門がどういうことをやっているのか、俯瞰的に見ることができると感じました。
自分が知らない分野や何となく進めていたところもこの勉強で強化できました。
受けて良かったと思っています。

勝田
特になじみがない章やキーワードはありましたか。

吉添
生産ラインの話ですね。
ただ、調達部門が主管部署(要求部門)に入り込み、仕様から作り込んでいくという話が出てきました。
それまでは主管部署が仕様を作り、調達部門が契約するという線引きがされている印象を持っていたのですが、いっしょになって良い調達をする意義をあらためて実感させてもらいました。
非常に良かったと思っています。

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