エリオットグループ インタビュー5:部門全員が見事「合格」!取得率100%を達成した『その秘策』とは?

エリオットグループ エンジニアードプロダクツ グローバルSCM部 部長 張 洪萍様、青山 貴久様、材料・加工品調達課 コモディティリーダー 丹治 詠美子様に、「CPP資格取得」の背景やご活用についてお伺いしました。

(※以降敬称略、所属・役職は2022年5月11日時点)

吉田
部門全員がCPPを資格取得するという偉業を達成されたその秘訣はどこにあったのでしょうか?


勉強会のリーダー、そのリーダーシップがポイントだったと思います。
去年の4月から、部門全員のCPP資格取得を目指し計画を立て、まず勉強のリーダーとして丹治を任命しました。丹治がリーダーシップを発揮して様々な仕掛けを施し、全員を合格まで導いたことが勝因だと確信しています。

吉田
その仕掛けを是非教えてください。

丹治
ご褒美作戦、ひらたく言えば景品の獲得です。メンバーの要望を聞き様々な景品を決めました。その景品を早く合格した人から順にいい景品がもらえるという作戦です。

勉強会では持ち回りで講師になり、テキストの各章の内容に沿った教育資料やクイズを用意して互いに勉強しました

青山
一位はなんでしたっけ?

丹治
メンバーからのリクエストで「高級和牛のギフト券」です。


この他にもメンバーの要望を聞き、様々な景品を決めました。

丹治
他に、賞状も作り、合格者には部会で表彰状とプレゼントの授与のセレモニーを行い、記念写真を撮りました。
記念写真をチャットで共有したり、表彰式ではBGMを流したり、雰囲気の醸成に努めました。
また、表彰状の文面もストレングスファインダー®※とクロスさせ、個々の強みを盛り込んだり、一人一人に独自のアレンジを加えて、その人だけのユニークな表彰状としました。
※ストレングスファインダー®とは、アメリカのギャラップ社が開発した人の強みを診断するツールです。


セレモニーでは社長がプレゼンターを務めたこともありました。
実は、全員分のテキスト代、受験費用のすべてを会社が負担してくれました。雰囲気の醸成に加え、会社のバックアップはポイントだったと思います。
会社トップの理解と全面サポートは大きかったです。

久保田
表彰状を読み上げることが、その方の強みを全員で共有するきっかけにもなるのですね。

青山
部会が週次であるため、段々合格者が増えていくと、プレッシャーもかかったりして…(笑)。


MBOにも入れました。やはり大切なのは雰囲気づくりですね。
丹治をリーダーとし、若手数名がリーダーを支えるメンバーとして知恵を絞り、全員が勉強し全員が合格を目指す雰囲気をつくってくれました。

吉田
仕組みと仕掛けが本当に素晴らしいですね。
制度としての仕組みが強いやらされ感が出ますし、サポートやバックアップなどの仕掛けが弱いと誰もやりたがらない…、お話を伺うと、非常に高度な仕組みと仕掛けがあって、更に楽しむという雰囲気もあり、とても素晴らしいと思いました。


当初、部門メンバー80%の合格を目標として掲げていましたが、セレモニーを重ねていく中、最後に残った人たちは皆さんで色々時間を見つけて猛勉強していましたね。 最終的には全員合格を成し遂げることができました。

吉田
お話を伺う中で、勉強される方同士で互いに励ましたり、学び合ったり、合格者とこれから受験する人同士で時には冗談を言ったり…そんな情景が思い浮かびます。気持ちの良いプレッシャーの中やられていたのですね。


良い意味での競い合い、切磋琢磨は必要ですよね。イベントとして色々と仕掛けることで、みんな楽しくできたことがポイントだったと思います。

丹治
アナログですが、掲示ボードにあるメンバーの名前の隣に、合格者には総選挙のような花を付けたり…(笑)。

青山
他部署からも「何これ?」と注目されましたね(笑)。

丹治
また、合格者を先生としてアサインもしました。3月から8月、一部9月までの間で、全員が先生となるようなスケジュールを組みました。毎週月曜日の定時後の勉強会、と週1の部会(定時内)で章ごとに先生を決め、全員が必ず教える機会を持つよう工夫しました。

久保田
1つの章に要する時間はどれくらいでしたか?

丹治
分量にもよりますが、だいたい30分から1時間以内だったと思います。

久保田
その教育ツールを作るだけでも大変だと思いますが、それも勉強になりますよね。それも狙いのひとつだったのですね。


そうですね、自分が担当した章の内容は一番覚えていますし。

丹治
その章のことはその人に訊くので「わからない」とは言えない状況ですね。


勉強会以降はチャットを活用したフォローや、合格者による個別講義も行いました。

吉田
張さんや、丹治さんの人の心のつかみ方と言いますか、組織づくり・風土づくり非常に素晴らしいですね。


丹治は本当に上手でした。それでみんながついていったのだと思います。

丹治
みんなが少しずつ合格し続けていったことも良い意味でプレッシャーとなり励みになったのかもしれません。

吉田
本当の意味で、学び合う、学びたいと思える環境づくりに脱帽です。

青山
自分の経験も最初に話したのですが、はじめの踏み出しがきつかったので、MBOに入れて目標を設定し後押ししてくれたのは、みんなにとって大きかったと思います。

吉田
全員合格まで大変スムーズにいった、という印象を受けていますが、障壁となったことなどありましたでしょうか?

青山
資料とテキストの厚さ、文章の難しさですね。アンケートにも「文章が読みにくいので理解しやすい表現を使っていただけると助かります」という意見もありました。

丹治
取り組みやすいよう、チャットを活用して一日一問出題し、残日数をカウントダウンしながら、追い込みの仕掛けを作ったりもしました。

吉田
皆さんが独自で問題を考えられたのですか?

丹治
問題は基本的にテキストやオンラインセミナーから引用しました。みんなと話した時の「ここがわかりづらいよね」といった意見を参考に、混同しやすいポイントの注意喚起も促しながら作成しました。


能率協会さんからの情報は日々チェックしています。オンラインセミナーのキャンペーンを知り、全員で受講しました。

吉田
他に何か苦労したことなどはありましたか?

丹治
これをみんなで推進する上での苦労はあまり感じなかったですね。どちらかというと個人の勉強の方が大変でした。

久保田
こうして全員一丸となり協力しながら推進できたのは、社風や風土も関係していると思いますか?

丹治
風通しの良い社風であると思います。

青山
張がトップに来てから、「みんなプロになるんだ」ということを熱く語り、そうした雰囲気にするように努めてくれたことで、コミュニケーションがより活発になったと思います。さらにこうしてみんなで苦労することでより仲良く、結束力が強まったと思います。


土日もみんな猛勉強していましたよね。

青山
子供を小脇に抱えながら勉強したり、寝かしつけながら深夜に勉強したり。


青山さんはバリューエンジニアリングの資格も取りましたよね。

青山
はい。VEリーダーの資格も取得しました。

吉田
仕組みと仕掛けが高度に機能した素晴らしい成功事例をご教示いただきありがとうございました。

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