CPP資格の目的と体系
CPP(Certified Procurement Professional)の目的とは?
一般に、購買・調達部門は、企業において多額の資金を取り扱い、経営に与えるインパクトがとても大きい機能であるにも関わらず、その業務内容は情報を扱うことをベースにしているが故に外部からは分かりにくく、社内的に評価されにくい立場にあると言えます。
CPPは、Certified Procurement Professionalの略で、購買・調達業務に携わる方を対象に、購買・調達分野における専門的な知識を身につけていることを証明する資格です。
CPPは、資格制度を通じて、日本の購買・調達技術の標準化を進め、更に高いレベルの調達技術の確立に寄与することを目的としております。
CPP資格の体系
・CPPは、下記のような階層に区分された資格です。CPP・B級からCPP・A級へとスキルアップを図ることができる体系となっています。
・購買・調達業務のプロフェッショナルに求められる能力や知識の保有状況を筆記試験を通じて測定・評価し、認定を行います。
全13分野(※)からなる公式ガイドを学習し、ベーシック試験であるCPP・B級と、上級試験であるCPP・A級を受験します。
試験期間は、CPP・B級が毎年2回(7月/1月)実施され、CPP・A級は毎年2回(6/11月)実施されます。1度の試験期間内に2回まで受験することが可能です。
CPP試験日程・申込みはコチラから
受験会場は全国47都道府県の主要都市に約100カ所あり、試験期間内に時間と場所を自由に指定することが出来ます。
CPP受験会場の検索はコチラから
2007年の創設からこれまで、日本を代表する数々の企業から多くの方が受験しており、企業としては、購買・調達業務の標準化と購買・調達機能の改善・革新、社員のスキル評価やキャリアアップにご活用いただいております。
調達人材育成を取りまく環境とCPP
CPPは標準的な調達知識やマネジメント手法を習得し、ステークホルダー(利害関係者)に対して適切な対応と連携ができる調達人材育成を支える存在です。